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2025/05/22 18:03 |
チキンライス

昨日の夜はチキンライスだった。
今日のお昼もチキンライスだった。
そして明日の昼もチキンライスだ。

チキンライスが好きだ。

何故なら、チキンライスは・・・・!
運命の人だから!

いや、人じゃないし。


ってわけで、dds3のサルベージ

今日上げた分の後半のボツ原です。

/************ 1個目 *************/
「うん・・・残念。あ、じゃぁ!今度俺がピアノ弾いてやるよ!」
「え?」
CDはどうなったのかとライドウがきく前に、
「行こうぜ!」
と、玲治はもうライドウの手を引き駆け出している。
ライドウは数歩をよろめき・・・そして、彼に続く。
横に並んで玲治を見ると、玲治が満足そうに頬笑み・・・そして手を放した。
「・・・音楽をたしなむ悪魔がいるなんて思いませんでした・・・」
半分嫌味にいうと、
「悪魔が音楽を愛しているかどうかはしらないけど、人間は悪魔を題材にたくさんの音楽を作ってるんだぜ」
にやりと笑った。


/************ 2個目 *************/
「そっか。残念。ボルテクスってさ電気とか水とか、ぐっちゃぐちゃになってて意味がわからないんだよね」
聞かせてあげたかったのに残念だと言う玲治。
握りこんでいた弾丸を手のひらで一度跳ねさせて・・・それからライドウへと返した。
もう片手に握っていたコンセントも落とし、
「行こう」
ライドウの手首を取って外へと出る。
 
玲治はカグツチを見上げ目を細め「そうだ」とつぶやいた。
「ライドウはなにか楽器は演奏できる?」
「楽器・・・あぁ、笛を」
「笛?それってフルート?なわけないか。横笛?」
「あぁ、龍笛という」
「へぇ。」
雅楽に使われる笛のことだとライドウは説明したが、玲治にはそれがよくわからないらしく首を傾ぐ。
ライドウは未来の日本では雅楽もすたれて消えてしまったのかと残念な気持ちになった。
もしかしたら、彼は龍笛がなんであるのかすら分からないのかもしれない。
「ここにあれば演奏して見せてもよいのですが・・・」
残念ながら持ってはいないし、この崩壊した東京でそれが見つかるとは思えなかった。
「残念だな。」
「そうですね。」
「あぁ・・・じゃぁ、代わりに俺のピアノを聞かせてやろうか」
「ピアノ。演奏できるのですか?」
「うん。一応ね。」
クスリと笑う。
「一曲だけなんだけど」
「一曲だけ・・?・・・でも、この東京にピアノが無事であるでしょうか?」
「あぁ、それなら平気。俺、ある場所みつけてるんだ。今度・・・いや、いまから行ってみようか」
「今から?しかし・・・・」
今、玲治はすべての悪魔を解放し自由行動を取らせていて、彼自身が強いことをもってしても無防備な状態。加えて、ゴウトもまたどこかへ偵察と称してでかけており・・・・・
「だーいじょうぶ大丈夫!ね、行ってみようぜ」
楽しそうに言われて、ライドウは戸惑いながらも首を縦に振った。

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2009/02/18 20:19 | Comments(0) | DDS

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