今更かよ!っとバカにされるのを覚悟で書く。
十角館の殺人をようやく読みました。
お恥ずかしい。
いろいろよんでるつもりなのですが、やはり全てを読み干すほどではありません。
館シリーズはこれから制覇していかなくては・・・と思っております。
しかし、十角館の殺人は、アガサクリスティの「そして誰もいなくなった」をよんだあとでよかった(笑
そして誰もいなくなった は確かにスバラシイもですよね。
推理物やミステリィを読むにはやはり古典といわれるものもある程度よんでおかないとなぁ・・・と思いました。
オマージュやパロ、匂わせるエピソードなどがあちこちに散らばっていたりするので、知っておかないとそれを回収できませんからね。
っというわけで、私は殆ど回収できていないという恥ずかしい話。
エラリィ・クイーンも制覇してないし・・・
ディクスン・カーや、モーリス・ルブランなどに至っては全くよんだことが無い。
マジ、恥ずかしい・・・。
あ、でも、そのわりにフィリップ・マーロウ(チャンドラー)あたりは読んでいる(笑
何かの小説であった台詞を思い出した。確か探偵もので、女がその探偵の男に聞くんだ、
「もし、貴方自身がこまったことになったらどうするの?」
すると、探偵はニヒルに笑って言う。
「電話帳でMを引いてマーロウにでも相談するさ」
とかなんとか。
記憶が曖昧ですが・・・カッコイイですよね~・・・。
“こいつぅ~~~!”と思った記憶があります(笑
チャンドラー作品には名台詞が多いのにも注目ですよね。
「君には誠実ってもんが足りない」
「誠実?ベッドの下を探ってみたら落ちてるかもしれないね」
とかなんとかも言っていたような気がする。これも記憶が定かではないので、違うかもしれないがね。
アムステルダムの犬 (単行本) いしい しんじ (著)
そうそう。犬に名前をつけたんやった。絵描きの連れる犬の名前といえばフランダースの時代から決まっている。“パトラッシュ”である。体の大きさや種類はこの際関係ない。ひらめいてしまったのだ。奴は明日からしばらく“パトラッシュ”なのだ。――(本文より)------------------------------------------
一時間もせずによんでしまえる!!!
めっちゃおもしろいです!!!!
パトラッシュがいとおしくなります・・・!
パト・ラッシュは勘弁だけど・・・orz
ライアル ワトソン (著), Lyall Watson (原著), 内田 美恵 (翻訳)
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なぜ、人類だけがこの地球上で進化と繁栄を得たのか。ワトソンは、人間存在の本質がネオフィリア(新しもの好き)だからだったと仮定し、宇宙創成に始まり、人間をとりまく環境、人間が本来もっている機能と行動を、数々の科学的例証を挙げながら多面的に分析し、何物かによって“生かされている”人間存在を浮かび上がらせる。きわめて刺激的なライフ・サイエンス・ファンタジー。
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すっごい面白い!!!
マジおもしろい。
ヤバイ。
カマキリの話とか面白かった。
カマキリはメスの方が大きい。んで、小さいオスが交尾をしたら、食われちゃう。
怖いよな。怖いよな。
あまりに怖くて、メスに近づけないオス。
でも子孫はのこさなきゃいけないジレンマ。
本能と理性の葛藤。
メスはそれを断ち切ってくれる。
どうやって・・・?
そりゃ・・・まぁ読めば分かる。
あと、生まれた月によって、つく職業がかなり違うっていう調査も面白かったよ。
長いからあまりうちたくないけど・・・がんばる
医師、エンジニア、会社重役、政治家 は春生まれが多い
教師、マネージャー、技術者、農業従事者、看護人 初夏
店員やレジ係の大多数 晩夏生まれ
とりわけ著しいのは、建設作業員、機械工、労働者やメイドといった非熟練 肉体労働者は 秋か初冬に生まれる。
他、めっちゃおもしろかったので、是非読んで欲しい。
っといっても、結構昔の本みたいなので、いろいろおかしなところはあるのかも。
生態学の本は面白かったので、また借りたいな。